今回は物性の一つである 粘度 Viscosity について取り上げてみます。このブログでも物性については何回か取り上げてますね、比熱とか熱伝導率とか。で、この3つの物性値が揃うと プラントル数 Prandtl Number が計算出来ます。ご存知のとおり、熱伝達係数の推算式には必ずプラントル数が含まれているので、この値が必要となります。また、これまたものすご~く重要なレイノルズ数にも粘度値は含まれますね。 No.139 物性 熱伝導率 Physical Property Thermal Conductivity No.109 物性 比熱 Physical Property Specific Heat んで、レイノルズ数の分子には密度が含まれますんで、動粘度 ν = μ / ρ を導入して簡便に表記する事も出来ます。この動粘度ですが、粘度値を密度値で除したものとなります。 実務においても粘度は重要でした。レイノルズ数やプラントル数を計算するのには必須ですし。まあ、ポリマープラントだとプロセス流体はネチョネチョのポリマー溶液なんで粘度はものすご~く高いですね。モノマーは 1 [m Pa s] も無いくらいですが 最終的に ポリマー濃度 70 [wt%] ともなると 100 [Pa s] とかになりますね。なので、粘度はプロセスの入口と出口で 10万倍も大きくなるんですね。で、この 100 [Pa s] ってのも温度 140 [℃] の場合なんで、温度が低いともっと高粘度になります。まあ、今回は ポリマー溶液粘度については触れず、いろいろな気体と液体の粘度についてザックリと見ていこうかなと。 因みにポリスチレンポリマー溶液の液物性については、このブログでも取り上げています。2022年5月なんで もう4年くらい前なんですね~。 反応器 液物性について
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